大塚化学株式会社

有機・高分子材料研究所

有機・高分子材料研究所

私たちのミッションは、最先端の有機化学と高分子化学を駆使して、革新的な材料と技術を開発し、さまざまな産業分野における新しいソリューションを提供することです。

持続可能な材料の開発、高性能な機能性ポリマーの設計、耐久性と柔軟性に優れたゴム用添加剤の研究に注力しています。

これにより、環境適応性の高い製品や新しい応用分野の開拓を目指しています。

有機・高分子材料研究所は、革新的な技術と専門知識を融合させ、未来の産業を支える新しい材料と応用分野の開拓に取り組んでいます。

関連製品

TERPLUSの粘着剤シリーズは高分子量域での高度な分子量制御により均一なネットワークの構築に寄与、低汚染性、耐熱性、応力緩和、弾性率制御と様々なニーズへ適用できます

リビングラジカル重合の一つであるTERP法にて重合されたTERPLUSはブロックポリマー構造により顔料吸着、及び分散媒親和に作用する成分の配列を制御することが可能で、顔料表面への強固な吸着性と、分散媒親和による立体安定性が発現されます。結果、優れた分散性と、分散安定性の両立が可能となります。

当社は、ヒドラジン誘導体をはじめとする有機合成技術を活用し、各種ゴム配合用の特殊有機薬品の開発・販売しております。特に、自動車用タイヤの低燃費性・耐久性などを向上させることができる特殊な有機薬品の販売を行っております。タイヤは、車の安全性・環境性・快適性に関わる重要な部品です。これらのタイヤの性能は使用されるゴム材料の特性に大きく左右されます。高性能タイヤ用ゴム材料に、大塚化学で開発された世界初のオリジナル化合物が採用されております。それらの化合物は、ゴム材料の中に微量に存在しますので、決して目立つわけではありませんが、今般のモビリティ社会に大きく貢献しております。特に、車の燃費向上に繋がる低燃費タイヤへの薬品技術は、地球の二酸化炭素低減にも繋がる環境負荷低減に貢献しています。