
7月4日(金)に『金属材料の樹脂化 ギヤ技術をベースとした最新開発動向』をテーマに、
下記の通りウェブセミナー(ウェビナー)を開催します。
当日は、京都工芸繊維大学 射場教授、グリーソンアジア株式会社 アプリケーションエキスパート 米山氏、
大塚化学 経営企画部 髙石氏による講演と質疑応答の時間を設定しております。
樹脂歯車の最新技術とその応用例について学ぶ絶好の機会です。
ロボット、医療機器、ギヤードモーターを扱うモーターメーカーなどの製造メーカーの方には必見の内容になっています。
皆様からの多数のご参加を心よりお待ちしております。
※本WebセミナーはZoomを用いたサービスとなりますので、パソコン、タブレット、スマートフォンなど多様な環境でご参加いただくことが可能でございます。
【ウェビナーの概要】
- 日 時:
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2025年7月4日(金)13時30分~15時00分 終了予定
- テーマ:
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金属材料の樹脂化 ギヤ技術をベースとした最新開発動向
- ウェビナーツール:
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Zoom
- 参加費:
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無料
- お申込み締切:
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2025年6月30日(月) 午前12時まで
【プログラム】
1. 京都工芸繊維大学 射場 大輔 教授
スマートギヤシステムを利用した樹脂歯車の損傷予兆検知に向けた取り組み(30分)
講演テーマ
これまでに樹脂歯車の歯元き裂を運転中に非接触で検知するスマートギヤシステムを開発してきた。き裂検知センサとオープンスパイラルアンテナを印刷した歯車と、観測アンテナから構成されるスマートギヤシステムを利用した損傷の「予兆」検知を行う取り組みについて最近の研究成果を紹介する。
2. グリーソンアジア株式会社 アプリケーションエキスパート 米山 雄也 氏
樹脂歯車市場の動向と樹脂歯車設計におけるシミュレーション解析の活用(30分)
講演テーマ
近年、歯車材料において金属から樹脂への置き換えが積極的に進み、樹脂製歯車のニーズが大きく増加している。米国グリーソン社傘下のスイスKISSsoft社が取り扱う、世界一のユーザー数を誇る歯車設計ソフトウェア「KISSsoft」の強みの一つである、金属とは違った材料性質を考慮した樹脂製の歯車設計における解析機能を紹介する。
3. 大塚化学株式会社 経営企画部 髙石 悠貴 氏
POTICONギヤの小モジュールでの金属ギヤ樹脂化と静音性(15分)
講演テーマ
大塚化学が有するマイクロサイズの微細補強フィラーであるTISMOを使用した樹脂複合材料POTICONは、その微細補強性能で0.6以下の小モジュールギヤで優れた歯元曲げ強度を有する。また、ガラス繊維を含む樹脂材料よりPOTICONギヤは静音性に優れるなど、小型ギヤに優位と考えられるPOTICONギヤを紹介する。