大塚化学株式会社

ニュースリリース
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大塚化学 四国3高専と3Dプリンティング技術の応用に関する 共同研究契約を締結

 大塚化学株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:土佐浩平、以下大塚化学)は、2025617日付で阿南工業高等専門学校(主たる住所:徳島県阿南市、校長:大和田恭子)、同年71日付で新居浜工業高等専門学校(主たる住所:愛媛県新居浜市、校長 東海明宏)、同年714日付で高知工業高等専門学校(主たる住所:高知県南国市、校長:江口忠臣)と、ロボット製作における3Dプリンティング技術の応用に関する共同研究契約を締結しました。

契約期間は20273月末までです。

    

 本共同研究において、大塚化学が製造販売するチタン酸カリウム繊維入り樹脂複合材料フィラメントを用いて、高速3Dプリンタによるロボット要素部品の製作を行い、各部品の強度および繰り返し荷重に対する層間破断の発生メカニズムなど、力学的な側面からのデータ収集と分析し、材料及び3D造形した部品の特性を明らかにすることを目的としています。

また、本共同研究の成果が、教育・研究分野をはじめ、幅広いロボット開発、そして製造の現場における3Dプリントの利用可能性の拡大に貢献することを期待しています。フィラメントは、大塚化学の「POTICONフィラメント NTL34M」、高速3Dプリンタは、大塚化学が資本提携する株式会社グーテンベルク(本社:東京都大田区、代表取締役:李丞株、以下グーテンベルク)の「G-ZERO」を使用します。

    

 これまで当該3校は、本共同研究契約下において鋭意に活動を進めており、その一環として、20251019日(日)開催予定のNHK高専ロボコン四国地区大会のため、さらに地区大会を突破することを前提として同年1116日(日)の全国大会に向けて、「POTICONフィラメント NTL34M」及び「G-ZERO」を用いたロボット製作に取り組んでいます。大塚化学は「KATACHI Business」という新たな挑戦を胸に、グーテンベルクとともに、製作過程に直面した課題、課題解決のために見出した手法、さらに大会競技の中で得られる新たな課題、実績を現製品の改良、新製品の開発のために活用し、切削と金型を中心とした従来製法に比して環境負荷が低い3Dプリンタによるものづくりの発展に貢献してまいります。

    

KATACHI Business」とは

大塚化学は、これまで粉末状や液状等、部品になる前の「素材」を提供してきました。これからは、素材の力と自社のコア技術を活用し、

これまでの事業範囲を超えて新たな挑戦を続けています。その一環として立ち上げられたのが「KATACHI Business」です。

単なる素材販売にとどまらず、素材を部品のような製品群としてKATACHIにすることで新たな価値を創造する。

この新たな取り組みを「KATACHI Business」と呼んでいます。

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