2021年6月22日 Webセミナー(ウェビナー)を開催
『次世代に求められる機能性複合性材料のニーズと開発の方向性』
この度、大塚化学ではwebセミナー(ウェビナー)を開催することとなりました。
本ウェビナーは『次世代に求められる機能性複合性材料のニーズと開発の方向性』と題しまして、金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山裕史様にメインスピーカーとしてご講演いただきます。
日 時: | 6月22日(火)13時30分~15時30分 終了予定 |
テーマ: | 『次世代に求められる機能性複合性材料のニーズと開発の方向性』 |
ウェビナーツール: | zoom |
参加費: | 無料 |
このウェビナーは終了しました。
【プログラム】
- 1.金沢工業大学 影山裕史様:自動車用複合材料の展望 ~期待と課題~(45分)
- 自動車は100年来の変貌の時期と言われている。同時に構成材料も新たな挑戦が始まった。
当面の課題は軽量化で樹脂系複合材料、CFRPを中心とした軽量材料に焦点が当てられている。次に控えるのはLCAの本格化である。
カーボンニュートラルを基調としたBFRP(バイオマスFRP)の挑戦が始まると同時に、その高機能・高性能化が期待されるところである。 - 2.(有)カワサキテクノリサーチ 横山盛之様:欧州で加速する熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)の生産技術開発(30分)
- 欧州で、熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)が市場拡大しているのは、短時間成形だけでなく新しい中間素材や成形工法、接合方法、更にそれらを組み合わせた自動生産など、総合的な生産技術開発が原動力である。
既に航空機分野で量産が拡大しつつあり、自動車分野ではEVバッテリーの熱マネージメントや軽量化に用途が広がっている。 - 3.大塚化学 稲田幸輔:大塚化学の機能性複合材料の特長と新たなニーズに対する取り組み(30分)
- 大塚化学はチタン酸塩を中心とした機能性無機材料を開発し、樹脂と複合化した機能性複合材料の開発を行っております。
ミクロ補強性、摺動性、寸法安定性、表面平滑性などを有することが特長で、自動車、電気電子、OAなど多くの分野で使用されております。
近年、熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)の適用範囲が拡大している中で種々の課題がありますので、樹脂材料にてチタン酸塩と炭素繊維材料をマルチマテリアル化することによる解決事例、取り組みについてご紹介いたします。 - 4.質疑応答(チャットにて受け付けます)(15分)