この度『樹脂3Dプリンティング技術の最前線』をテーマにした無料ウェブセミナーを開催いたしますので、ご案内させていただきます。
スピーカーには、東京科学大学の遠藤教授、GUTENBERGの山口様、大塚化学の稲田にご講演いただきます。
当日は質疑応答の時間もご用意しております。
特に遠藤教授による講演は、樹脂3Dプリンタ技術の最新の応用例とその課題について学ぶ絶好の機会です。樹脂3Dプリンターの技術に関心をお持ちの方々にとって必見の内容となっております。皆様からの多数のご参加を心よりお待ちしております。
※本WebセミナーはZoomを用いたサービスとなりますので、パソコン、タブレット、スマートフォンなど多様な環境でご参加いただくことが可能でございます。
【ウェビナーの概要】
- 日 時:
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2025年1月16日(木)13時30分~15時00分 終了予定
- テーマ:
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『樹脂3Dプリンティング技術の最前線』
- ウェビナーツール:
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Zoom
- 参加費:
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無料
「プログラム」
1. 東京科学大学 遠藤 玄 教授
高強度3Dプリント樹脂部品を用いた四脚歩行ロボットの開発(30分)
講演テーマ
熱溶融積層法の3Dプリンタは,近年急速に普及しつつあり、フィラメントの機械物性向上によって、機能部品としても用いることが可能になってきました。本講演では、チタン酸カリウムを強化材としたナイロン樹脂を用いて試作した4足歩行ロボット、減速機について概要を紹介するとともに、現状の課題と対策も含めて議論します。
2. 株式会社グーテンベルク エンジニアリングマネージャー 山口 勇二
G-ZEROとPOTICONフィラメントによる現在と未来(30分)
講演テーマ
ゼロ年代に語られた、いつでも、どこでも必要な数を製造できるという3Dプリントの未来はまだ現実になり始めたばかりです。
グーテンベルクはコンパクトで高速かつ高精細、高強度な印刷を実現するG-ZEROシリーズでその未来を引き寄せています。
高速性により引き出されるPOTICONフィラメントの真価と今後について、実際のPA、PPS、PEEK 等の造形物を交えながら解説します。
3. 大塚化学株式会社 マテリアルソリューション事業部 部長 稲田 幸輔
3D市場の現況+ポチコン適用による拡大可能性(15分)
講演テーマ
3Dプリンタを用いた製造技術(付加製造技術)は世界的に普及が進んでおり、産業向けにおいても多岐にわたる用途で適用範囲が広がっております。樹脂3Dプリンタにおいては熱溶解積層方式が広い材料選択性の観点から普及が飛躍的に進んでおり、機械強度が高く、精度も高く、且つ耐熱性に優れた部品の造形も可能となっております。今回は高機能樹脂にチタン酸カリウム繊維「ティスモ」を配合した3Dプリンタ用材料「POTICONフィラメント」で造形した場合の適用事例、新技術に関してご紹介いたします。