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米国デトロイトでの自動車用複合材料の展示会にポチコンを出展

概要

米国自動車産業の中心地ミシガン州デトロイトで4月30日に開かれた2013年度・第7回SPE(Society of Plastics Engineers)のAuto Epconカンファレンスに初めて参加しました。
当カンファレンスは、自動車向けの新素材の技術紹介や熱硬化性および熱可塑性エンジニアリングプラスチック(エンプラ)のアプリケーション開発というテーマで毎年1回開催されています。

出展の内容

会場内に展示ブースを設け、ポチコン(エンプラに数種類の添加材を配合した複合材料)を中心に紹介しました。
参加者の多くは米国の大手自動車メーカーや部品メーカーの技術者で、人脈作りをはじめ、自動車向けプラスチック材料市場の現状などを聞くことができました。
ポチコンを知らない参加者も少なくなく、摺動性や摩擦安定性データを示しながら他の製品との違いを説明しました。実際にポチコンが採用されている部品も手に取って確認していただき、製品を理解していただく良い機会になりました。
発表された技術論文によると、プラスチックは自動車の軽量化・低燃費化に寄与するため、採用されるその部品点数は増えていくばかりで、材料メーカーに対する自動車メーカーの要望も大きくなるとのことです。