プロセス開発
技術開発研究所は、安定生産支援、製品力強化、将来的な製品のプロセス開発に取り組んでいます。そこで、長年培われたプロセス開発技術を駆使して、様々な製品群(ヒドラジン誘導体、β-ラクタム化合物、その他ファイン製品)を創出しております。
研究所の特徴
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初期検討から実機プラントの立上げ
開発初期案件の製法検討からパイロット試作、実機プラントの立上げまで、様々な化合物を研究対象として、自社開発および受託製造を行っています。技術の特徴として、ヒドラジンの取扱い技術、誘導化技術、βーラクタム中間体、原薬のカスタマイズ合成が挙げられます。
開発事例
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ヒドラジン誘導化技術
日本で初めて工業化に成功した水加ヒドラジンを軸に各種ヒドラジン誘導体、発泡剤、アゾ系重合開始剤、紫外線吸収剤、防錆剤、キャパシタ用電解液などの製造プロセス研究や製品化を行っており、お客様のニーズに合わせた各種誘導体のカスタム合成まで幅広い研究開発を行っております。
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β-ラクタム中間体及び原薬合成技術
医薬用途として、β-ラクタマーゼ阻害剤である「タゾバクタム」やセファロスポリン系鍵中間体である「GCLE」の開発で蓄積した技術を基に、様々な開発化合物・原薬・中間体の製法開発やスケールアップ検証を行い、お客様のご要望に応える体制を整備しております。
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高純度製品製造技術
半導体用添加剤(金属還元剤、レジスト、CMPスラリーなど)、医薬品原料/中間体などに求められる高純度製品の製造技術の研究開発を行っています。金属不純物から有機不純物まで、高度に精製した製品、受託製造のニーズにお応えいたします。