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当社は、京都大学の山子茂教授のグループと共に、有機テルル化合物を用いる重合法TERPに関して研究開発を行ってきました。その結果、この重合技術は学術的に高い新規性を持つのみならず、実際の産業界で要求されている重合体の合成においても、大変有効であることが明らかになってきています。
反応機構としては、ドーマント種と言われる反応種と活性種の平衡反応です。反応機構はa)の熱解離の機構とb)の交換連鎖機構の両方の反応系が進行しています。
我々の重合法の特徴を整理すると、以下のような点があげられます。