ページ内を移動するためのリンクです。

用途開発03 顔料分散剤

ブロックポリマー型顔料分散剤

顔料は着色剤として塗料、インキなど様々な分野で使用されています。それらは使用分野により、水から有機溶媒まで使用される媒体も様々である。また、最近高機能化のニーズにより顔料自身も様々な顔を有しており、それらの顔料を媒体中に安定な分散体として使用できることが求められています。

新規リビングラジカル重合法(TERP法)により開発された新規ブロックポリマー型顔料分散剤は、吸着成分及び安定化成分をコントロールすることにより、有機顔料・無機顔料を安定化し、より高品質な商品を実現するソリューションを提供します。

ブロックポリマー型顔料分散剤

特徴

  1. 顔料表面及びバインダーに応じた最適な分子設計が可能 →より高度な分散制御
  2. 無機顔料及び有機顔料を脱凝集で安定化
  3. 少量の添加で有効 →設計の幅が広がる
  4. 貯蔵安定性の向上
  5. 粒子径分布より均一
ブロックポリマー型顔料分散剤

水媒体におけるカーボンブラックの分散

配合量の検討

配合量の検討

分散性能を評価する目的で、カーボンブラック(顔料)量に対し、顔料分散剤量を低減させた場合の結果です。顔料に合わせて設計しているため、添加量を低減していっても粒子径の増加は見られず、安定な分散状態が得られます。同様に粘度を測定したところ、凝集による粘度増加も見られません。

粒度分布の比較

配合量の検討

お気軽にお問い合わせください。

  • 大塚化学の化学製品について詳しく知りたい
  • 自社製品に使える化学製品について聞きたい
  • 実際に見積もりを取りたい
など、ご質問・ご相談にお答え致します。
お電話でのお問い合わせ 03-5297-2727
お問い合わせフォーム