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大塚化学では、ヒドラジン誘導体を中心とした有機合成・生産設備を活用した各種ゴム配合用の特殊有機薬品の開発・販売およびゴム用発泡剤・無機フィラーを販売いたしております。
これらの特殊有機薬品をゴム配合に添加することで、ゴム製品の耐久性・低燃費化などの性能が大きく改善されます。大塚化学は、ゴム製品の性能向上に技術貢献することで、地球環境負荷低減へ貢献して参ります。
大塚化学では、社内にゴムテストサンプル作製から基本的ゴム物性を評価できる設備を導入することで、新規添加剤の効率的な開発を行っております。また、これらの評価解析技術により、ゴム製品会社様へ的確な添加剤種類・その活用方法の提案ができることを目指しております。
ゴム用の添加剤の中でも、大塚化学独自の特殊有機薬品群を「Acroad」の商品名として、販売いたしております。この商品名は、Acroはギリシャ語の「最先端」、adは英語の「添加剤」 (Additive)の最初の2文字をとり、また、roadはタイヤが走る「道」(road)を意味した造語となっており、大塚化学の独自添加剤技術がゴム製品の最先端化に貢献できる思いを込めております。
ゴム用有機薬品としましては、下記の性能向上にあわせたラインナップとして製品化いたしております。
混練中に少量 (0.2~2.0 phr) 添加することで、得られた加硫ゴムの引裂性能が著しく向上します。ゴム製品の耐裂傷性を向上させることでゴム製品寿命の向上に繋がります。
天然ゴムの加工工程において、天然ゴムに少量 (0.1~0.3 phr) 添加することで、天然ゴム原料の恒粘度性が向上します。この天然ゴムを利用することで素練り工程が不要になるとともに、品質管理の向上が期待できます。