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先輩社員紹介

生産本部 徳島工場 エンジ・設備課 「わからないことはすぐに聞く」これが仕事の成功の秘訣

信頼できる先輩の就職先だったので興味を持った

高専時代は機械系を専門に学んでいました。私はもともと座学より学校の工場で行われる実習のほうが好きでした。自分の手で機械を操作し、モノづくりをすることが大好きだったのです。高専に進学したのも、大きな工作機械を使ってモノづくりができることに興味を持ったからにほかなりません。モノづくりではありませんが、高専の授業でエンジンの分解・組み立てをした経験があります。これがとても面白く、今でも記憶に残っています。やはり、自分は機械いじりが好きなことを実感できました。
卒業後は地元徳島での就職を考えていました。そんな中、高専の陸上部の先輩が就職した大塚化学に興味を持ちました。とても信頼できる先輩が選んだ会社だから、間違いはないと思い、工場見学にも参加。工場で働く人は生き生きとしており、見学担当の方にも丁寧に教えていただき、先輩の言う通り、素晴らしい会社だとわかりました。また、自分自身で大塚化学を調べていくうち、自動車部品やスマートフォン部品、医薬中間体など幅広い分野で使用される製品を世の中に送り出していることを知りました。こうした製品の製造に携わる仕事がしたいと思い、大塚化学を志望しました。

業務は多岐に渡るが完遂したときの喜びは格別

入社後、最初に配属されたのは「ティスモ」という自動車のブレーキパッドに使用されている製品を製造する部署でした。ティスモは当社が生み出した特殊な繊維で、ブレーキパッドをはじめ、さまざまな用途に使われています。入社5年目の4月にはエンジ・設備課に異動。ここでは、当社の研究所で研究開発された製品を生産するための工場の設計をはじめ、安定生産できるまでのすべての工程に携わっています。具体的には、プロセス要求事項を把握して要件定義し、仕様検討したうえで生産フローの作成や機器を選定、各業者へ見積して評価を行います。各業者と見積内容について何度も打合せ修正を行い、最終見積を受領、発注金額確定・工事発注となります。工事に関わる関連官庁への申請業務から工事期間中の施行管理、工事完了した後の安定生産への補助とその業務は多岐に渡ります。
仕事が慣れないうちはわからないことばかりでしたが、自分で計画・準備した工事が無事完遂し、現場の状況が少しでも改善されたときの喜びは言葉では言い表せません。現在の担当部署はそれほど多くありませんが、今後は会社全体に貢献できるよう、さらに知識や技術を身につけていきたいと思います。

コミュニケーション能力があれば壁は乗り越えられる

これまでの経験で、仕事で一番重要なのはコミュニケーション能力だと考えています。仕事を進めていく上で、壁は必ず立ちはだかります。私自身、異動直後はわからないことばかりでした。業者の方から専門用語を交えて質問され、答えられなかったことも少なくありません。心配性の私は、どんな小さなことでも上司や先輩に聞きました。皆さん、嫌な顔ひとつせず、やさしく丁寧に教えてくれたおかげで、自分が成長できたと感じています。日頃から、上下関係を問わず、いろんな人と話すことはとても重要。こうしてコミュニケーションを取っていれば、いつでも、どんなことでも相談できるようになるはずです。
社会人になると、学生時代とは比較にならないほど多くの人と接する機会が増えます。ですから、学生のうちから年齢を問わず、いろんな人と接することに慣れておくことをおすすめします。部活動でもアルバイトでも何でもかまいません。少しでも人と接することに慣れてコミュニケーション能力を高めておけば、社会人になったときに絶対に役立つはずです。

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