ページ内を移動するためのリンクです。

先輩社員紹介

化学品事業本部 情報電子・モビリティー事業部 営業部 ニッチな分野だがモノ創りに欠かせない素材を提案できることに誇り

大学時代に化学の面白さに目覚めた

高校時代、理系選択は生物でした。生物は神秘に満ちており、DNA分野に面白さを感じました。大学でも生物を学びたいと思い、生物学科を受験。ところが、第一志望の大学は落ちてしまいました。生物学科で学ぶという夢は閉ざされましたが、幸いにも別の大学の化学科に合格。化学も好きでしたが、生物ほどではありませんでした。
でも、大学で本格的に化学を勉強してみると、実に面白いではありませんか。異なる物質を組み合わせことで、想像を超えたものが生まれたりするなど、私は化学の魅力にハマっていきました。気がつけば、化学の勉強、実験、レポートに明け暮れる毎日。忙しいながらも充実した学生生活を送り、就職も化学メーカー1本に絞りました。 第一志望は大塚化学でした。理由は、中小企業でありながらベンチャーのように成長志向が強く、無機、有機、ファインなど幅広い事業をグローバルに展開していたからです。就活当時、AIが人間の仕事に取って代わるといわれていましたが、化学の営業職は素材のさまざまな活用法など応用力も必要とされます。決してAIにはできない仕事というのも魅力でした。

クライアントのニーズに応えることがやりがい

当社では、私は無機系品目を担当しています。ひと口に無機系といっても、さまざまな無機化合物の製品があります。採用用途の一例を挙げると、スマートフォンのカメラモジュールやLEDリフレクター、自動車のブレーキパッドなど、生活に密着しているさまざまな製品の大事な部分に使われている素材を扱っています。当初は「この製品のこんなところに当社の素材が使われているんだ!」という驚きの連続でした。ニッチな分野ではありますが、製品を構成する上では欠かせない素材の営業職に就いていることに、今では誇りを感じています。
営業の仕事をしていく中で、多くの他業界と関わることができます。他業界の新規開発の「モノ創り」に携われることは刺激があり、喜びでもあります。また、クライアントの開発担当の方から相談を受けることも少なくありません。クライアントの悩みに耳を傾け、ニーズに合った素材を提供して解決することも、やりがいにつながっています。

自分から動けば仕事を任せてくれる

入社して一番重要だと思ったのは、積極性です。上司や先輩の指示を待つのではなく、自主的に動くようにすることで、仕事が好きになることに気づきました。自分から動けば、仕事はどんどん楽しくなります。また、大塚化学は社員の自主性を尊重する土壌がすでに出来上がっています。自分で動けば仕事を任せてくれますし、意欲も出てきて向上心も高まってきます。私は22年度から入社4年目に突入しますが、今後はマーケティング力を身につけて、新製品の開発に携わり、新規ユーザーの開拓にさらに力を入れたいと考えています。
学生の皆さんに伝えたいのは、学生の期間より、これからの社会人生活のほうがはるかに長いので、自分が納得できる選択をしていただきたい、ということです。化学専攻でなくても、まったく心配することはありません。どの企業であれ、納得のいく決断で入社されることを陰ながら応援しています!

先輩コラム | オフの過ごし方