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汎用モノマー重合例

汎用モノマーの重合例を紹介いたします。
代表的なビニルモノマーであるメタクリル酸メチル(MMA)、スチレン(St)及びアクリル酸ノルマルブチル(nBA)の重合結果です。
重合方法としては、工業的に使用されている、溶液重合、バルク重合、懸濁重合のいずれを用いても、制御良く重合可能であります。
この中でも特に注目頂きたいのは、通常では制御できないといわれている高分子量領域での高度な重合制御です。この場合、nBAで分子量70万近い高分子量でも、分子量分布が1.3台と良好な結果となります。もう一つは、水を媒体に用いる懸濁重合に適用しても、まったく問題なく重合制御ができる点です。

汎用モノマー重合例
Entry
Monomer
(equiv.)
Method
Conditions
[℃/hr]
Conv.
[%]
Mn
PDI
1 MMA(100) Solvent 50/20 99 12,800 1.17
2 MMA(1000) Suspension 40/24 90 61,800 1.34
3 MMA(2000) Suspension 60/22 93 200,600 1.22
4 St(300) Suspension 90/27 99 25,800 1.11
5 St(3000) Suspension 90/77 97 154,000 1.55
6 nBA(100) Bulk 50/22 99 12,800 1.17
7 nBA(4000) Bulk 50/13 96 482,700 1.37
8 nBA(8000) Bulk 50/41 95 692,200 1.37
9 tBA(320) Solvent 60/24 99 31,400 1.32

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